Billion Hits!

フル配信ダウンロード売上、MV再生回数、ストリーミング再生回数、Billboard JAPANランキングデータなどを通じて国内の人気楽曲を把握するブログ

BTSの人気曲【ストリーミング再生回数ランキング】

BTS防弾少年団は2014年に「No More Dream (Japanese Ver.)」で日本デビューした韓国の男性7人組ダンス&ボーカルグループ。世界規模で着実に人気を積み上げ、2020年には日本でも大ブレイクを果たし、その後も現在進行形でヒット曲を大量輩出している。これまでにストリーミング再生数3,000万以上を記録した曲は42曲(歴代1位)で、認定総再生数は43.9億(歴代3位)となっている。これらのデータをランキング化した表は以下のとおりである。この表をもとにしながら、BTSのヒット史を振り返る。

 

 

上記の他、メンバーのソロ活動でも以下のデータが記録されている。

 

 

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優里の人気曲【ストリーミング再生回数ランキング】

優里は2019年に「かくれんぼ」でインディーズデビューした男性ソロシンガーソングライター。デビューから1年足らずで大ブレイクを果たし、以降も現在進行形でヒット曲を輩出し続けている。これまでにストリーミング再生数5,000万以上を記録した曲は12曲で、認定総再生数は30.1億(歴代7位)となっている。これらのデータをランキング化した表は以下のとおりである。この表をもとにしながら、優里のヒット史を振り返る。

 

 

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Vaundyの人気曲【ストリーミング再生回数ランキング】

Vaundyは2019年に「pain」のMV投稿で本格的に活動開始した男性ソロシンガーソングライター。デビューから1年足らずで大ブレイクを果たし、以降も現在進行形でヒット曲を輩出し続けている。これまでにストリーミング再生数5,000万以上を記録した曲は18曲で、認定総再生数は28.7億(歴代8位)となっている。これらのデータをランキング化した表は以下のとおりである。この表をもとにしながら、Vaundyのヒット史を追っていく。

 

 

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TWICEの人気曲【ストリーミング再生回数ランキング】

TWICEは2017年にベストアルバム『#TWICE』で日本デビューした韓国の女性9人組ダンス&ボーカルグループ。日本では韓国デビューの段階から既に人気となっており、ブレイク後も着実に人気を積み上げ、現在進行形でヒット曲を大量輩出している。これまでにストリーミング再生数3,000万以上を記録した曲は29曲で、認定総再生数は20.2億(歴代11位)となっている。これらのデータをランキング化した表は以下のとおりである。この表をもとにしながら、TWICEの日本でのヒット史を振り返る。

 

 

上記の他、メンバーのソロ活動でも以下のデータが記録されている。

 

 

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歴代アーティスト・トータル・ストリーミング再生回数ランキング

令和時代以降に流行した曲を知るためには、Billboard JAPAN日本レコード協会が認定しているストリーミング再生回数のチェックが必須であることは、以下の記事「歴代ストリーミング再生回数ランキング」でも述べたとおりである。

 

billion-hits.hatenablog.com

 

流行という意味では曲に限った話ではなく、アーティスト人気に関しても同様のことが言える。アーティスト人気を計る指標として有名なのはオリコンのトータル・セールスであったが、長きに渡り配信売上がこの指標に組み込まれなかったことや、楽曲人気に関係しない要因でCD売上を積み増す動きが定着した今となっては、この指標でアーティスト人気の量を計ることは不適切になっている。

 

トータル・セールスがアーティスト人気指標として機能していた時代においては、B'z最も多くのCDセールスを記録したアーティストであることは広く知られているが、最も多くのストリーミング再生回数を記録したアーティストは誰なのかは、残念ながら認知普及機会が乏しいのが現状である。

 

そこで、Billboard JAPANと日本レコード協会のストリーミング再生回数認定データを用いて、アーティストごとに再生回数を合計し、降順に並べることで、歴代アーティスト・トータル・ストリーミング認定総数をランキング化した。

 

 

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歴代ストリーミング再生回数ランキング

ストリーミングとはオンライン上の音源にアクセスして聴くことを指す。2010年代まではCDやダウンロードにより楽曲を購入してオフラインで聴く方法が主流だったが、ストリーミングの普及により音楽視聴環境は大きく変わった。

 

今では音楽業界の収益構造も変化しつつあり、広告収入型ストリーミングや定額制音楽配信サービスが新たな収益源になってきている。YouTubeなどの無料視聴サービスは前者に該当する。対して現在一気に普及が進んでいるSpotifyApple music、LINE MUSICなどで消費者が毎月定額を支払うことで享受できる聴き放題サービスは後者に該当する。この定額制のことを英語でサブスクリプション、略してサブスクと呼ぶ。

 

サブスクリプションサービスが日本に上陸したのは2015年だが、Billboard JAPANは早くからこの動向を捕捉しており、2017年末の時点では国内音楽チャートの中で誰よりも早く全国網羅的なストリーミング再生数の集計体制を整えていた。

 

Billboard JAPANは各曲の累計再生数が1億、3億、5億を突破の都度、及び5億以降は1億上積みされる都度タイムリーにその事実を公表する。2億及び4億に関しても上記記事内など折に触れて突破済みであることを公表する。

 

Billboard JAPAN集計では、国内でストリーミング1億再生を突破した楽曲は、2021/9/15に合計100曲に、2023/5/4に合計200曲に到達した。

 

ストリーミング累計1億回再生超え楽曲が100曲突破 | Daily News | Billboard JAPAN

ストリーミング累計1億回再生超え楽曲が200曲突破 | Daily News | Billboard JAPAN

 

Billboard JAPANは基本的に各曲の累計再生数をタイムリーには公表していないが、2021年末以降、毎年末にその時点での歴代ストリーミング総再生回数ランキングを公表するようになっている。現時点での最新版は2023年末に公表されたものとなる。

 

【ビルボード】歴代ストリーミング総再生回数ランキング(2021年最新版) | Daily News | Billboard JAPAN

【ビルボード】歴代ストリーミング総再生回数ランキング(2022年最新版) | Daily News | Billboard JAPAN

【ビルボード】歴代ストリーミング総再生回数ランキング(2023年最新版) | Daily News | Billboard JAPAN

 

ちなみにオリコンストリーミングランキングが発表する数字はビルボードと比べ精度が低い。理由は以下の3点が挙げられる。

 

  1. チャート開始がビルボードより1年遅い2019年であり、2018年以前の再生数が集計できていないこと
  2. ビルボードと違い2022年に至るまで長らくSpotifyを集計対象に含めることができておらずデータの精度に信頼がおけないこと
  3. これらのことから特に2022年以前において全体的な再生数水準がビルボードより小さくなっており、該当時期の楽曲の人気を過小にミスリードしていること

 

オリコンはかつてCD売上の集計で有名だったが、音楽の聴き方のCDから配信への移行に対応せず、配信売上の集計を一向に開始しなかった。そのうえCD売上を楽曲人気指標として扱う姿勢も変えなかったため、配信が普及した2006年以降に高配信売上曲の人気過小評価と高CD売上曲の人気過大評価を蔓延させる原因を作った。オリコンはもはや楽曲人気指標ではなくなってから10年以上が経過しており、楽曲人気が知りたいという場合においてはほぼ必要のないデータになっている。

 

なおオリコンが配信市場を無視している間に音楽の聴き方として主流に君臨していたダウンロード購入とMV再生に関する歴代ランキングは当ブログで以下のとおりまとめている。

 

billion-hits.hatenablog.com

 

billion-hits.hatenablog.com

 

billion-hits.hatenablog.com

 

楽曲人気指標はCD売上→ダウンロード売上→MV再生と変遷していき、ついには現代の音源ストリーミング再生に行き着いた。ストリーミングランキングは現代の楽曲人気を計る上で参照が欠かせない指標である。

 

Billboard JAPANが公表している最新の歴代ストリーミング再生回数ランキングTOP100は以下のとおり。

 

  • 1-50位

 

 

  • 51-100位

 

 

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2023年Billboard JAPAN Hot 100週間チャート回顧

この記事では2023に公開されたBillboard JAPAN Hot 100週間チャートを回顧する。

 

Billboard JAPAN Hot 100とは、「社会への浸透度を計る」ことを明確に理念に掲げ、複数の要素も加味して作成されている総合チャートである。集計対象は、CD売上ラジオエアプレイダウンロード、ストリーミング、MV、カラオケの6指標である。

 

2023年のBillboard JAPAN年間チャートは以下記事内で総括している。

 

billion-hits.hatenablog.com

 

本記事連載シリーズの執筆意図は、オリコン等の不適切なCD偏重チャートが日本国内に未だ多く残存することにより、高CD売上曲の陰に隠れがちになってしまう「配信指標を主力とした人気曲」に適切に光を当てることにある。日本音楽チャートのCD偏重問題に関しては以下記事で詳説している。

 

billion-hits.hatenablog.com

 

この観点から本記事連載シリーズでは、CD偏重チャートの代表であるオリコン*1と比較して1位が異なった週を回顧対象としてピックアップしている。その週数はこれまで10年以上概ね10週~15週程度で推移していた。

 

しかし、2021年までCD偏重問題が残存していたBillboard JAPAN Hot 100は2022年にこれを解決し、高人気楽曲が高CD売上曲に過度に阻まれることなく週間1位を獲得できるチャート設計を確立した。これにより、依然CD偏重設計を維持するオリコンとは決定的に週間1位結果が異なるようになった。

 

オリコンと比較して1位が異なった週の数は、2022年に合計28週を数えて過去最高記録を更新していたが、2023年はその数が更に増え、なんと合計40週となった。年間約8割の週でオリコンBillboard JAPANで週間1位結果が異なったのである。

 

そのため昨年までと比べ本記事は文量が増加しているが、なるべく冗長にならぬよう、本年は楽曲人気検討上の重要性に応じ週によって文量に思い切ったメリハリをつけている。解説を割愛した週もあれば、1位だけでなく2位にも着目した週もある。

 

*1:2018年まではオリコンCDシングルランキング、2019年以降はオリコン合算シングルランキングと比較している。合算ランキングはCD売上だけではなくダウンロード売上とストリーミング再生回数も集計対象となっているが、CD売上過剰重視設計により、オリコンの合算ランキングとCD売上ランキングの週間上位はほとんど同一の結果になっている。そのため、実質的にはBillboard JAPAN Hot 100とCD売上チャートの比較を一貫して継続している。

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歴代アーティスト・トータル・ダウンロード売上ランキング

2006年以降に流行した曲を知るためには、CD売上だけでなく、日本レコード協会が認定しているダウンロード売上のチェックが必須であることは、以下の記事「歴代配信ダウンロード売上ランキング」で述べたとおりである。

 

billion-hits.hatenablog.com

 

流行という意味では曲に限った話ではなく、アーティスト人気に関しても同様のことが言える。アーティスト人気を計る指標として有名なのはオリコンのトータル・セールスであったが、長きに渡り配信売上がこの指標に組み込まれなかったことや、楽曲人気に関係しない要因でCD売上を積み増す動きが定着した今となっては、この指標でアーティスト人気の量を計ることは不適切になっている。

 

トータル・セールスがアーティスト人気指標として機能していた時代においては、B'z最も多くのCDセールスを記録したアーティストであることは広く知られているが、最も多くのダウンロードセールスを記録したアーティストは誰なのかは、残念ながら認知普及機会が乏しいのが現状である。

 

そこで、日本レコード協会のダウンロード認定データを用いて、アーティストごとにフル配信認定数を合計し、降順に並べることで、歴代アーティスト・トータル・ダウンロード・セールスをランキング化した。

 

TOP50は以下のとおり。このうち7組が認定総数1,000万ダウンロードを突破しており、錚々たる面々が並んでいる。

 

 

この認定総数250万ダウンロードを突破したアーティスト50組個別解説記事を作成している(2023年11月を以て全楽曲配信停止となった安室奈美恵を除く)。下記にリンクをあいうえお順に並べている。

 

  • あ行

 

AI

青山テルマ

Aqua Timez

絢香

いきものがかり

UVERworld

宇多田ヒカル

AKB48

EXILE

大塚愛

Official髭男dism

ORANGE RANGE

 

  • か行

 

加藤ミリヤ

KARA

木村カエラ

GReeeeN

倖田來未

コブクロ

 

  • さ行

 

三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE

SEAMO

清水翔太

JUJU

シェネル

少女時代

Superfly

スピッツ

 

  • た行

 

テイラー・スウィフト

東方神起

DREAMS COME TRUE

 

  • な行

 

ナオト・インティライミ

中島美嘉

西野カナ

 

  • は行

 

back number

浜崎あゆみ

B'z

平井堅

ヒルクライム

福山雅治

星野源

ポルノグラフィティ

 

  • ま行

 

MISIA

miwa

 

  • や行

 

YUI

YOASOBI

米津玄師

 

  • ら行

 

RADWIMPS

L'Arc~en~Ciel

LiSA

レディー・ガガ

 

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SMILE-UP.所属アーティストのヒット曲(2011年以降)

SMILE-UP.は1962年に創業した芸能プロダクションである(旧名はジャニーズ事務所だが、後述する社会問題を引き起こした影響で2023年10月に現在の名称に改名した)。1970年代頃には既に芸能界での存在感を確立し、以降50年以上に渡って数多くの人気男性アイドルグループを輩出し続けている。

 

日本の芸能史を語る上で外せない存在となっているSMILE-UP.だが、近年その所属アーティストの楽曲人気の把握は一筋縄ではいかなくなっている。50年の間に音楽視聴環境が激変し、特に2000年代以降の環境変化に対して事務所が極めてアクセス性の悪い楽曲販売方法を採っているためである。

 

2005年まではレコードやCDの購入が音楽の聴き方の主流だったため、この時期の曲の人気はそれらの売上集計に長けたオリコンのシングルセールスデータで把握できた。

 

2006年から2010年までは新たにダウンロード購入という音楽の聴き方が普及したため、楽曲人気把握のためにはCD売上とダウンロード売上の両指標を見なければならなくなった。

 

billion-hits.hatenablog.com

 

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しかしSMILE-UP.所属アーティストの場合は基本的にフル配信ダウンロード未解禁としていたため、それを踏まえた上で引き続きCD売上を中心にチェックする必要があった。

 

2011年以降になると、音楽を聴く手段としてのCD市場がますます縮小した一方、相対的に各種CD大量販売商法がCD売上チャート結果決定の主要因となったため、CDシングル売上データを楽曲人気指標として使用することが一切不可能になった。その中でもSMILE-UP.所属アーティストは楽曲のCD限定発売を続けていたため、その楽曲人気把握は2011年以降困難を極めるようになった

 

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しかし2020年代に入ると流石にそれまでの完全配信未解禁の姿勢からはやや態度が軟化し、特にYouTubeではショートバージョンという形が多いながらもタイムリーにMVを公開する動きが採られるようになっていった。これにより楽曲人気データとして活用可能なYouTubeのMV再生回数が徐々に可視化されるようになり、2011年以降のSMILE-UP.所属アーティストの人気楽曲も定量的に把握可能になっていった。

 

この背景を踏まえ、当記事では特に2010年代にデビューしたSMILE-UP.所属アーティスト4組に焦点を当て、主にMV再生回数に注目しながら、各アーティストのヒット史を振り返る。

 

 

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嵐のSpotify再生回数ランキング

は1999年に「A・RA・SHI」でデビューした男性5人組アイドルグループ。2020年に活動を休止するまでの約21年間に渡ってヒット曲を大量輩出した。

 

国民的アイドルグループとなるほどの大きな存在となった嵐だが、その楽曲人気の把握は一筋縄ではいかなくなっている。21年もの長きに渡る活躍の間に音楽視聴環境が激変し、かつその環境変化に対して嵐陣営が極めてアクセス性の悪い楽曲販売方法を採ったためである。

 

活動時期のうち2005年まではCD購入が音楽の聴き方の主流だったため、この時期の曲の人気はCD売上で把握できた。

 

2006年から2010年までは新たにダウンロード購入という音楽の聴き方が普及したため、楽曲人気把握のためにはCD売上とダウンロード売上の両指標を見なければならなくなった。しかし嵐の場合は基本的にフル配信ダウンロード未解禁としていたため、それを踏まえた上で引き続きCD売上を中心にチェックする必要があった。

 

2011年以降になると、音楽を聴く手段としてのCD市場がますます縮小した一方、相対的に各種CD大量販売商法がCD売上チャート結果決定の主要因となったため、CDシングル売上データを楽曲人気指標として使用することが一切不可能になった。その中で嵐は楽曲のCD限定発売を続けていたため、嵐の楽曲人気把握は2011年以降困難を極めるようになった

 

しかし2019年初頭、嵐は2020年末を以ての活動休止を宣言。2019年秋より徐々に一部の楽曲をYouTubeなどの配信市場に開放し始める。そして2020年にはほとんどの楽曲が配信市場に開放され、新たな楽曲の聴き方として普及し始めたサブスクリプションサービスでも気軽に嵐の楽曲に触れることができるようになった。

 

配信市場に嵐の楽曲が開放されたことで、楽曲人気データとして活用可能なMV再生回数ストリーミング再生回数が嵐の楽曲でも可視化されるようになり、2011年以降の嵐の人気楽曲も徐々に分かりやすい形で定量的に把握することが可能になってきたのである。

 

この背景を踏まえ、当記事では特にSpotifyの再生回数に焦点を当てながら、嵐のヒット史を振り返る。

 

 

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2023年のヒット曲【Billboard JAPAN年間チャート総括】

この記事では2023のヒット曲をBillboard JAPAN年間チャートを通じて振り返る。

 

2023年のBillboard JAPAN Hot 100年間TOP30は以下のとおりとなった。

 

 

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スピッツの配信ダウンロード売上ランキング

スピッツは1991年に「ヒバリのこころ」でデビューした男性4人組ロックバンド。数年でブレイクを果たし、2020年代に突入した今に至るまで約30年間という長期に渡り存在感を発揮し続けている。日本レコード協会によれば、これまでにダウンロード売上10万以上を記録した曲は11曲で、認定総ダウンロード売上は290万(歴代37位タイ)となっている。これらのデータをランキング化した表は以下のとおりである。この表をもとにしながら、スピッツのヒット史を振り返る。

 

 

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2023年度のブログ・SNS更新状況振り返り/2024年度の方針告知

早いもので、2023年度も年度末となり、Billboard JAPAN年間チャートが間もなく発表されようとしています。この一年の間も当ブログ及びSNSをフォローいただいた皆さまに改めて感謝申し上げます。本記事はこの一年間の振り返りと今後のSNS更新予定告知となります。以下記事以来約一年ぶりの内容です。

 

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日本音楽ヒットチャートのCD偏重問題 ~アルバム編~

この記事では、「日本音楽アルバムチャートのCD偏重問題」を整理する。

 

「日本音楽チャートのCD偏重問題」とは、日本の音楽ヒットチャートの設計CD売上を重視し過ぎていることによって生じている問題を指す。当ブログでは以下記事で初めて特集し問題提起した。

 

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上の記事では楽曲チャートにおけるCD偏重問題にフォーカスしているが、本記事ではアルバムチャートに焦点を当てて問題提起する。

 

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