これとの比較ではやはり高配信売上曲がより一層上位進出している。1位に宇多田ヒカル「Flavor Of Life」、2位にGReeeeN「愛唄」、3位にコブクロ「蕾(つぼみ)」、そして4位にCD売上のみのランキングでは年間1位の秋川雅史「千の風になって」が入る構図は着うた売上を集計しなくても変わらない。しかし5位には、着うた200万ダウンロードを記録した宇多田ヒカル「Flavor Of Life -Ballad Version-」が躍進する。フル配信売上では累計85万DLとなっており、原曲(125万DL)の方が多い売上となっていたが、着うたではバラードバージョンの方が原曲(100万DL)を上回る認定となっていることは面白い。これは着うたではバラードバージョンが原曲よりも1ヶ月以上早くから先行配信されていたことが影響しているものと思われる。
この記事では2020年に公開されたBillboard JAPAN Hot 100週間チャートのうち、オリコンと1位が異なった全15週をピックアップして回顧する。
Billboard JAPAN Hot 100とは、「社会への浸透度を計る」ことを明確に理念に掲げ、複数の要素も加味して作成されている総合チャートである。集計対象は、CD売上、ラジオエアプレイ、ダウンロード、ストリーミング、ルックアップ(PCによるCD読取り数)、MV、Twitter、カラオケの8指標であった。
オリコンは長らくCD売上だけのチャートを大々的に発表し続けており、ダウンロード売上などの配信指標の集計を一向に開始しなかったことなどから、楽曲人気チャートとしては一切機能していない。2017年にBillboard JAPAN Hot 100が楽曲人気チャートとしての合格点を満たすようになると、両チャートの結果は特に年間チャートにおいて一段と乖離するようになった。
本記事で取り上げるBillboard JAPAN Hot 100週間チャート15週の比較対象はオリコン合算ランキングとするが、合算ランキングのCD重視設計により、オリコンの合算ランキングとCD売上ランキングの週間上位はほとんど同一の結果になっている。そのため、実質的にはビルボード総合チャートとCD売上チャートの比較となる。
この記事では2019年に公開されたBillboard JAPAN Hot 100週間チャートのうち、オリコンと1位が異なった全13週をピックアップして回顧する。
Billboard JAPAN Hot 100とは、「社会への浸透度を計る」ことを明確に理念に掲げ、複数の要素も加味して作成されている総合チャートである。集計対象は、2019年からは新たにカラオケが集計対象に加わり、CD売上、ラジオエアプレイ、ダウンロード、ストリーミング、ルックアップ(PCによるCD読取り数)、MV、Twitter、カラオケの8指標であった。
オリコンは長らくCD売上だけのチャートを大々的に発表し続けており、ダウンロード売上などの配信指標の集計を一向に開始しなかったことなどから、楽曲人気チャートとしては一切機能していない。2017年にBillboard JAPAN Hot 100が楽曲人気チャートとしての合格点を満たすようになると、両チャートの結果は特に年間チャートにおいて一段と乖離するようになった。
本記事で取り上げるBillboard JAPAN Hot 100週間チャート13週の比較対象はオリコン合算ランキングとするが、合算ランキングのCD重視設計により、オリコンの合算ランキングとCD売上ランキングの週間上位はほとんど同一の結果になっている。実際、両者で週間1位が異なった週は2019年では僅か1週しかない。そのため、実質的にはビルボード総合チャートとCD売上チャートの比較となる。
この記事では2018年に公開されたBillboard JAPAN Hot 100週間チャートのうち、オリコンと1位が異なった全7週をピックアップして回顧する。
Billboard JAPAN Hot 100とは、「社会への浸透度を計る」ことを明確に理念に掲げ、複数の要素も加味して作成されている総合チャートである。2018年の集計対象はCD売上、ラジオエアプレイ、ダウンロード、ストリーミング、ルックアップ(PCによるCD読取り数)、MV、Twitterの7指標であった。
オリコンは長らくCD売上だけのチャートを大々的に発表し続けており、ダウンロード売上などの配信指標の集計を一向に開始しなかったため、楽曲人気チャートとしては一切機能していない。前年にBillboard JAPAN Hot 100が楽曲人気チャートとしての合格点を満たすようになると、両チャートの結果は特に年間チャートにおいて一段と乖離するようになった。
そのため、本記事で取り上げるBillboard JAPAN Hot 100週間チャート7週の比較対象とするオリコンチャートはCDシングルチャートとする。ただ、オリコンのダウンロードチャートと比較すれば、この7週のうち6週の1位が一致する結果となっている。10年以上に渡り人気が過小評価されていた「ダウンロード売上を主力とした人気曲」にもようやく光が当たり始めたのである。
この記事では2017年に公開されたBillboard JAPAN Hot 100週間チャートのうち、オリコンと1位が異なった全10週をピックアップして回顧する。
Billboard JAPAN Hot 100とは、「社会への浸透度を計る」ことを明確に理念に掲げ、複数の要素も加味して作成されている総合チャートである。2017年の集計対象はCD売上、ラジオエアプレイ、ダウンロード、ストリーミング、ルックアップ(PCによるCD読取り数)、MV、Twitterの7指標であった。
この記事では2016年に公開されたBillboard JAPAN Hot 100週間チャートのうち、オリコンと1位が異なった全12週をピックアップして回顧する。
Billboard JAPAN Hot 100とは、「社会への浸透度を計る」ことを明確に理念に掲げ、複数の要素も加味して作成されている総合チャートである。2016年の集計対象はCD売上、ラジオエアプレイ、ダウンロード*1、ストリーミング*2、ルックアップ(PCによるCD読取り数)、MV、Twitterの7指標であった。
この記事では2015年に公開されたBillboard JAPAN Hot 100週間チャートのうち、オリコンと1位が異なった全12週をピックアップして回顧する。
Billboard JAPAN Hot 100とは、「社会への浸透度を計る」ことを明確に理念に掲げ、複数の要素も加味して作成されている総合チャートである。2015年の集計対象は上半期まではCD売上、ラジオエアプレイ、iTunesダウンロード売上、ルックアップ(PCによるCD読取り数)、Twitterの5指標。下半期になると歌詞表示回数、MVの2指標が追加され合計7指標となった。
この記事では2014年に公開されたBillboard JAPAN Hot 100週間チャートのうち、オリコンと1位が異なった全13週をピックアップして回顧する。
Billboard JAPAN Hot 100とは、「社会への浸透度を計る」ことを明確に理念に掲げ、複数の要素も加味して作成されている総合チャートである。2014年の集計対象はCD売上、ラジオエアプレイ、iTunesダウンロード売上、ルックアップ(PCによるCD読取り数)、Twitterの5指標であった。
この記事では2010年に公開されたBillboard JAPAN Hot 100週間チャートのうち、オリコンと1位が異なった全15週をピックアップして回顧する。
Billboard JAPAN Hot 100とは、「社会への浸透度を計る」ことを明確に理念に掲げ、複数の要素も加味して作成されている総合チャートである。2010年11月までの集計対象はCD売上とラジオエアプレイの2指標であったが、12月からは新たにiTunesダウンロード売上が集計対象に追加された。