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2019年のヒット曲【Billboard JAPAN年間チャート総括】

この記事では2019のヒット曲をBillboard JAPAN年間チャートを通じて振り返る。

  

2019年のBillboard JAPAN Hot 100年間TOP30は以下のとおりとなった。

 

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Hot 100 

 

Billboard JAPAN Hot 100とは

 

Billboard JAPAN Hot 100国内の楽曲人気指標として最も有用な総合音楽チャートである。前年までの集計対象は、CD、ダウンロード、ストリーミング、ラジオエアプレイ、ルックアップ(PCによるCD読取数)、Twitter、MVの7指標であったが、2019年からは新たにカラオケが集計対象に加わり、合計8指標となった。広範な集計対象を強みとしており、2017年以降は高人気楽曲をほぼ漏れなくチャート上位表示させることに成功している。

 

さらに2019年からは情報公開量が拡充されており、Hot 100の週間上位10曲のCD、ダウンロード、ストリーミングの数字と、ダウンロードとストリーミングの週間上位10曲の数字が各結果記事中で公表されるようになった。特にダウンロードとストリーミングは前年まで順位のみの公開だったため、この情報公開により、各指標がどれほどのウェイトで総合ポイントに換算されているかが推し量れるようになった

 

手元計算の結果、8指標のうち特にウェイトが高いCD、ダウンロード、ストリーミング、MVの大雑把な換算率は「1総合ポイント=10CD=10ダウンロード=1,500ストリーミング=3,000万MV」と考えれば、大きな差異は生じないことが確認された*1。なおこの換算率は市場の変化などに応じて随時調整されているため、あくまで2019年当時の換算率であり、尚且つ正確な換算率は非公表となっていることには注意する必要がある。

 

新たな大ヒット指標「1億再生」の誕生

 

「市場の変化」と言えば、2019年は大きな動きがあった。ストリーミング市場の拡大が本格化したのである。具体的には、この年から1億再生を突破する曲が誕生するようになった。その結果、1億再生が新たな大ヒットの指標として認識されるようになった。

 

同時に、総合ポイントに占めるストリーミング指標の割合が大きく増加した。その結果、従来CD指標を主力に年間上位進出していた楽曲が、高ストリーミング再生曲に阻まれ、年間順位が相対的に低下し伸び悩むようになった。

 

CD売上は実態として2011年から楽曲人気指標としては一切使用できなくなっていたが、前年までは楽曲人気がなくとも高CD売上だけに頼ってHot 100の年間TOP10入りを果たす楽曲も存在していた。これは楽曲人気指標として進化を続けるビルボードのチャート設計にまだ改善の余地があることを意味する。しかしストリーミング市場の拡大により、2019年以降は高CD売上を主力とした曲がHot 100の年間TOP10に入ることはなくなった*2

 

実際、2019年以降のHot 100の年間TOP10に入った曲は全て、今の時代の大ヒット指標であるダウンロードミリオン、MV1億再生、ストリーミング1億再生の何れかを達成している。ビルボードはストリーミング市場拡大の可視化に成功したことで、2019年に楽曲人気チャートとしてさらに一段上の高みへ到達したのである。

 

よって2019年以降は、Billboard JAPAN Hot 100の年間上位10曲を紹介することが乃ちその年の人気曲を紹介することと同義であるため、年間TOP10に入った楽曲を解説する。

 

2019年のHot 100年間TOP10

  

1位はなんと前年に続き2年連続で米津玄師「Lemon」が獲得した。

 


米津玄師 MV「Lemon」

 

歴史的な人気規模となっていたこの曲は2019年の集計期間内においても圧倒的な人気が持続した。特に2018年の紅白歌合戦への出場が各指標に大きな効果を与えた。米津玄師はそれまでTVで歌唱する機会を一切設けていなかったが、NHKの粘り強い交渉の末、本番数日前になって出場が決定し、当日は地元徳島の大塚国際美術館からの中継で待望のTV初歌唱が実現。荘厳なステージが楽曲の魅力を引き立てていたことで、元々の大人気が更に拡大した。

 

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Hot 100では紅白歌合戦出場の一週前に週間1位に返り咲き、以降5週連続1位を獲得して通算7週1位を獲得した。

 

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Hot 100の年間1位を牽引した指標はダウンロードである。実際にBillboard JAPAN Download Songsでも2年連続年間1位を獲得している。

 

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日本レコード協会からは2019年9月度にて300万ダウンロード認定を受けているが、これは青山テルマ feat.SoulJa「そばにいるね」、GReeeeN「キセキ」に次いで歴代3曲目の快挙である。しかも配信開始から所要1年7ヶ月での認定はこの2曲を上回る史上最速記録となった。

 

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2位はあいみょんマリーゴールド。この曲は2018年8月に発売され、ノンタイアップでありながらも、音楽フェスでの披露を重ねながらストリーミングを中心に懐かしさを感じさせるサウンドが支持を広げていき、年末歌番組での連続的な披露を決定打に大ヒットに至った。そのため2018年よりも2019年に人気のピークを迎えることとなった。 

 

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Hot 100の年間2位を牽引した指標はストリーミングである。実際にBillboard JAPAN Streaming Songsでは年間1位を獲得している。

 

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集計期間内の推定再生数は1.5億を超えているが、上述のとおり年間1億再生突破は史上初の出来事である。Billboard JAPANは「マリーゴールド」が国内アーティスト史上初のストリーミング1億再生突破曲であるとアナウンスしている。市場拡大の波に乗り、ストリーミングを主力とした大ヒット曲という新たなヒットの形を示した楽曲となった。


あいみょん - マリーゴールド【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

 

3位はOfficial髭男dism「Pretender」。本曲は映画「コンフィデンスマンJP -ロマンス編-」主題歌として4月に発売された切ないラブソングで、印象的な韻を踏むメロディーや共感性の高い歌詞が支持されたことや、映画が興行収入29億円を記録する人気となったことなどから、ダウンロードミリオン、MV4億再生、ストリーミング8億再生を突破する大ヒットとなった。

 

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やはり本曲もストリーミングがHot 100の年間3位を牽引しており、年間ストリーミングチャートを見ても「マリーゴールド」とは超僅差で惜しくも2位となっているが、2019年発売曲としては1位の数字を積み上げた。下半期のストリーミングチャートはこの曲の独走状態となり、最終的にはストリーミングチャート通算35週1位を獲得したが、これは今でも断トツのストリーミング週間1位獲得週数歴代1位記録である。

 

また、MV再生回数は2019年発売曲中1位となる。なお2019年に公開されたMVの2023年12月31日時点のMV再生回数TOP10は以下のとおりである。

 

 

(歴代MV再生回数ランキングはこちら↓) 

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Official髭男dism - Pretender[Official Video]

 

4位はKing Gnu「白日」。ドラマイノセンス 冤罪弁護士」主題歌として2019年2月に配信で発売された。かねてより音楽ファンの間では注目を集めていたバンドだったが、ドラマ主題歌への起用やメディア出演を機に認知が普及。洗練されたサウンドやボーカル井口理のファルセットに耳を奪われた人が続出し、ダウンロードミリオン、MV4億再生、ストリーミング6億再生を記録する大ヒットとなった。

 

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King Gnu - 白日

 

5位は米津玄師「馬と鹿」。本曲は最高視聴率13.8%を記録した人気ドラマノーサイド・ゲーム」主題歌として書き下ろされた。ドラマはラグビーをテーマにした内容になっており、この後に控えていた国内開催のラグビーワールドカップへの機運を高めるものであった。逆境に立ち向かうさまを重厚かつ壮大なサウンドに乗せて歌った本曲は、ワールドカップにおける日本代表の快進撃とともに強い印象を残し、ダウンロードミリオン、MV1億再生、ストリーミング1億再生を突破するほどの大ヒットを記録した。


米津玄師 MV「馬と鹿」Uma to Shika

 

6位は菅田将暉まちがいさがし。ドラマパーフェクトワールド主題歌として5月に発売されたこの曲は、米津玄師が作詞作曲プロデュースを担当して話題となったことや、菅田将暉の力強いストレートな歌声に支持が集まったことから大ヒットし、配信75万ダウンロード、MV1億再生、ストリーミング3億再生を突破した。


菅田将暉 『まちがいさがし』

 

7位はFoorin「パプリカ」。この曲はNHK〉2020応援ソングプロジェクト(2020年とその先の未来に向かって頑張っている全ての人を応援するプロジェクト)として制作され、2018年7月に発売された。発売当初は知名度が普及していなかったが、2018年末の紅白歌合戦に企画枠で出場したところ、自然と耳に入るメロディーや元気な笑顔で歌い踊る子供たちの姿が支持を受け、配信50万ダウンロード、MV2億再生、ストリーミング1億再生を突破する大ヒットに至った。この曲も米津玄師が作詞作曲を担当していたことでも話題となった。

 

上記経緯により、この曲は2018年よりも2019年に人気のピークを迎えていることから、2019年のヒット曲として扱われており、実際に2019年の日本レコード大賞を受賞した。前年発売曲でも大賞受賞資格があるのかは多少議論があり、改めて受賞要件の不透明さや周知不足が賞の課題として浮き彫りにはなったが、楽曲人気上は妥当性の高い選出であり、前年のような大炎上にはならなかった。


<NHK>2020応援ソング「パプリカ」ダンス ミュージックビデオ

 

8位はあいみょん「今夜このまま」。本曲は最高視聴率11.5%を記録したドラマ「獣になれない私たち」の主題歌として書き下ろされ、2018年10月に配信された。夜に日常の疲れをビールで癒やしながら好きな人に想いを馳せる女性を描いた歌詞が軽やかなメロディーに乗せて歌われており、ドラマの内容とも相まって大きな支持を集め、配信25万ダウンロード、ストリーミング2億再生を突破した。

 

特にストリーミングチャートでは発売早々独走状態になり、9週連続1位を獲得した。自身かつてない勢いになっていたことを踏まえれば、2018年末の歌番組では「今夜このまま」を披露する選択肢も十分考えられたと思われるが、あえて「マリーゴールド」を集中的に披露する選択が採られたことは大変興味深い戦略であった。

 

結果として「マリーゴールド」が浮上し「今夜このまま」に代わってストリーミング1位となり、以降20週連続1位を獲得したため、あいみょんの楽曲が29週連続ストリーミング1位を獲得することとなった。あいみょん旋風とでも言うべき状況となった点においてこの戦略は成功したと言えるが、もし「今夜このまま」が年末歌番組披露曲になっていたらどうなっていたかは気になるところである。

 

「今夜このまま」が9週連続ストリーミング1位を獲得していたころはまだストリーミングチャートの楽曲人気指標としての知名度が高くない状況だったため見過ごされがちだが、実は「マリーゴールド」より先に大ヒットの推移を見せていたのは「今夜このまま」だったのである。


あいみょん - 今夜このまま【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

 

9位はDA PUMP「U.S.A.」インパクト抜群のサビメロと歌詞、振り付けのいいねダンスが大人気となり2018年に一世を風靡したこの曲は、2019年の集計期間においても、紅白歌合戦などの年末歌番組への出演効果などにより勢いが持続し、前年の2位に続き2年連続Hot 100年間TOP10入りとなった。 


DA PUMP / U.S.A.

 

10位はOfficial髭男dism「宿命」。表題曲は熱闘甲子園のテーマソング。「Pretender」が大ヒット中に発売された新曲として注目を集めたことに加え、ブラスアレンジが印象的なサウンドや、高校球児の葛藤や情熱を表現した歌詞に支持が集まり、こちらも配信50万ダウンロード、MV1億再生、ストリーミング4億再生を突破する大ヒットを記録した。


Official髭男dism - 宿命[Official Video]

 

Hot Albums

 

2015年下半期から発足したビルボードの総合アルバム売上チャートHot Albumsの年間TOP10も紹介する。

 

Hot Albumsの構成要素はCD売上、配信ダウンロード売上、ルックアップ(PCによるCD読取数)の3指標である。換算比率は非公開だが、大雑把に「CD売上100枚=配信36ダウンロード」として集計されているようである。

 

アルバムもかつてはCD売上が作品人気指標の筆頭だったが、シングルCDほどではないにせよ、徐々にその中身は「アルバム人気の量」から「アーティスト人気の濃度」に変化してきている。この傾向を踏まえてか、CDよりもダウンロードの方が約3倍ほど高いウェイトになっている。

 

アルバムのダウンロード市場は年間に10万ダウンロードを超える作品が出るかどうか程度の小さい規模であるため、CD売上が順位決定の大きな要素であることに変わりはない。それでもそのまま集計するよりはCD売上の人気指標としての機能不全を幾分緩和することができている。

 

このチャートの発足により、アルバムにおいてもCD売上だけで作品人気を計る時代は終了した

 

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1位は嵐『5×20 All the BEST!! 1999-2019』。嵐は2019年1月に2020年末を以て活動休止することを発表し、衝撃のニュースとして世間に受け止められた。活動休止を惜しむ声は非常に大きく、それまでの歩みや功績を振り返る機運が高まる中で発売された20周年記念ベストアルバムは爆発的なセールスを記録。集計期間内に215万枚を売り上げ自身初のHot Albums年間1位を獲得した。

 

2019年10月には、それまでの数多のヒット曲のうち「A・RA・SHI」「Love so sweet」「Happiness」「truth」「Monster」の5曲を突如ストリーミング解禁。それまで一貫してCD限定発売・配信未解禁に拘っていた中でのこの動きはやはり世間に驚きを以て受け止められた。これによりこの5曲がHot 100でも再浮上の動きを見せたが、その際は「Love so sweet」が5曲中最高位となる11位を記録した。

 

「Love so sweet」のCDシングル売上は45万枚であり、これは自身のCDシングル売上記録の中では目立たない数字だが、2006年以降のCDシングル売上記録は総合楽曲人気指標として機能不全を起こしているため、CD売上で本曲の楽曲人気を過小評価しないよう注意が必要である。実態としては「Love so sweet」は自身最大の人気曲となっており、実際に自身最多記録となるストリーミング1億再生を突破している。

 

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YouTubeにおいても「Love so sweet」が自身最多MV再生数となっている。これらのことから、「Love so sweet」が嵐にとって欠かせない代表曲であり、ベストアルバムの特大ヒットを牽引していたことに疑いの余地はない。 


嵐 - Love so sweet [Official Music Video]

 

なお他の曲に関しては、11月にシングル表題曲64曲が全面配信解禁され、翌2020年2月にはアルバム曲256曲も全面配信解禁された。ただし、今回のベストアルバム『5×20 All the BEST!! 1999-2019』のパッケージの形での配信解禁は2021年7月になって漸く実現しており、それまでは配信未解禁であった。そのため本作の2019年の年間1位は圧倒的なCD売上が牽引しての総合1位という形となった。

 

しかし総合年間TOP10を見ると、Hot AlbumsのチャートがCD売上だけではなく配信売上も考慮して作成されていることが分かる。実際に配信でも好調な動きを見せた作品はCD売上だけのチャートに比べて年間順位が上昇している。逆に配信未解禁としているKing & Princeや、AKB商法による高CD売上の影響が強い乃木坂46などは順位を下げている。

 

TOP Artists

 

Billboard JAPAN TOP Artistsは、国内のアーティスト人気指標として最も有用な音楽チャートである。

 

TOP Artistsは上記Hot 100とHot Albumsの週間TOP300圏内での獲得ポイントをアーティストごとに集計する形で作成されている。ただし集計にあたりアルバムのポイントはシングルとの価格差を考慮して1.5倍されている。

 

アーティスト人気もかつてはオリコンが発表するアーティスト・トータル・セールスが人気指標の筆頭だったが、高価格商品であるCDやDVDを多く売った方が有利な設計になっているため、やはりアーティスト人気の「濃度」は計れても「量」を計るには不適切な指標になっている。

 

Hot 100が楽曲人気指標としての合格点を満たしたことで、そのデータを用いて決定されるBillboard JAPAN TOP Artistsもトータル・セールスに代わりアーティスト人気指標として使用することが可能になった。

 

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1位はあいみょん。Hot 100の年間には2位のマリーゴールドや8位の「今夜このまま」のほか、前年からのロングヒットを続けていた「君はロックを聴かない」「愛を伝えたいだとか」「貴方解剖純愛歌〜死ね〜」、そして2019年に発売された新曲「ハルノヒ」「空の青さを知る人よ」「真夏の夜の匂いがする」の合計8曲がランクインしたほか、Hot Albumsの年間でも7位の『瞬間的シックスセンスと前年以前に発売されていた『青春のエキサイトメント』の2作がランクインし、これらのポイントが牽引する形での1位獲得となった。

 

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2019年発売曲の中では、「ハルノヒ」が最高順位となる年間13位を獲得した。この曲は興行収入20億円を記録したアニメ映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 〜失われたひろし〜」の主題歌として書き下ろされた。クレヨンしんちゃんの父親である野原ひろしの視点で家族愛を描いた歌詞が心に沁みるとして支持が広がり、配信25万ダウンロード、MV1億再生、ストリーミング3億再生を突破した。


あいみょん – ハルノヒ【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

  

まとめ

  

以上がBillboard JAPAN年間チャートを用いた2019年のヒットシーンの振り返りである。この年はストリーミング指標の普及で新たなヒット認識基準として1億再生が明確に印象づけられ、ビルボードの楽曲人気チャートとしての機能もより強固になった一年であった。特にHot 100の年間TOP10にCD売上を主力とした曲が入らなくなったことは、音楽チャートの楽曲人気指標としての機能が年間TOP10の範囲にまで正常化されたことを意味しており、重要な転機だったと言える。楽曲人気チャートの機能強化を後ろ盾に、2020年以降はいよいよストリーミング時代に本格的に突入していくこととなる。

 

(次年2020年のヒットシーン振り返り記事はこちら↓)

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(前年2018年のヒットシーン振り返り記事はこちら↓)

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*1:ただし、多すぎるCD売上に対しては換算率を抑制する措置が採られている。具体的な計算方法は非公表だが、手元計算では、30万枚を超える分のCD売上換算率が1/10にされていると考えれば大きな差異は生じない。

*2:なお、2019年は国内最大のCD大量販売イベントであるAKB選抜総選挙が開催されなかったが、もし開催され、総選挙投票券付CDが250万枚売れたとしても、2019年のHot 100年間TOP10に表題曲は入らないと推計される。