Billion Hits!

ダウンロード売上、ストリーミング再生回数、Billboard JAPAN Hot 100などのデータを通じて国内の楽曲人気動向を把握するブログ

歴代デジタルヒット曲ランキング

本記事ではデジタル指標(ストリーミング・MV再生回数、フル配信ダウンロード・着うた売上)でヒットした楽曲の歴代ランキングを作成したらどのような結果になり得るのかをシミュレーションし、一例として提示する。先に結果を示すと、そのTOP50は以下のとおりとなった。

 

 

 

 

歴代デジタル楽曲人気指標

 

本記事で用いている各指標の歴代ランキングは以下記事群で示している。

 

歴代着うた売上ランキング

歴代ダウンロード売上ランキング (単曲フル配信)

国内MV 歴代再生回数ランキング(YouTube)

国内ストリーミング再生回数 歴代ランキング

 

本記事の前提

 

歴代ヒット曲ランキングとは、その名のとおり複数年以上に渡って網羅的に各種ヒットデータを集計し序列化することで、分かりやすく歴代人気楽曲を上位表示したランキングを指す。しかし実際には、網羅性の棄損などによる欠陥を抱えたランキングがこれを自称する不適切なケースが後を絶たない。

 

その具体例として特に多いのが、CD売上データを過剰に重視して歴代ランキングを作成しているケースである。この結果として、CD市場が全盛期を迎えていた90年代の大ヒット曲や、いわゆるAKB商法によってCD大量販売を行っているAKBグループの楽曲で上位が偏ってしまい、歴代ランキングと自称しながらも多様な年代やジャンルの大ヒット曲が網羅されていない不適切なケースが粗製濫造されている。

 

他方でデジタル指標(ダウンロード売上やストリーミング再生回数)の記録にスポットが当たる機会は、日本音楽業界が十分なデータ集計を怠ってきたこともあり、CD売上と比較すると決して多くない。さらに、CD売上記録で有名な90年代前後の楽曲は、デジタル解禁が十分にされていないケースが散見される。せっかく記録を紹介することによりユーザーに興味を持ってもらえても、聴いてもらうためのハードルが高いという、記録紹介による需要喚起と実際の楽曲供給体制の間にミスマッチが生じている状況である。

 

この「CD偏重問題」の詳細は以下記事で説明している。

 

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この問題意識を踏まえ、本記事ではデジタル指標で大ヒットした楽曲に重点的に光を当てることとする。なおCD売上(フィジカルシングルセールス)は2010年までの歴代データであれば楽曲人気指標として使用可能という整理のもと、当ブログではそれを考慮した総合ランキングを別途以下記事にて作成し、一例として提示している。

 

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ランキング作成方法

 

基本的に当ブログの以下記事内容に準拠している。

 

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そのうえで以下数点を補足するが、マニアックな内容も含むため、読み飛ばしていただいても構わない。

 

  • 各指標間の換算式は、日本レコード協会(RIAJ)各指標認定基準の下限値を根拠に、「フル配信10万ダウンロード=着うた50万ダウンロード=オーディオストリーミング1億再生」と考え、ビデオストリーミング(MV)再生回数等も加味した調整を経てこれらを「人気10点」に換算している。各指標認定基準の下限値は、それを超えて初めて日本レコード協会から認定が授与されることを踏まえれば、ヒットしているか否かのボーダーラインであり、同時に各指標間の換算目安とも言い換えられる。

 

  • ダウンロード売上RIAJが公表している認定数を参照している。このダウンロード指標はこれまでTV番組等が作成する歴代ランキングにおいてしばしば無視されてきた。その理由はダウンロード市場全盛当時国内で有名なヒットチャートだったオリコンランキングがこれを無視してダウンロードランキングを作成しなかったからである。この問題は以下記事に纏めている。

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    この問題により、例えば2016年までオリコンランキングをベースとしていたTBSのTV番組『CDTVライブ!ライブ!』が2023年に公表した「30年間のオリジナルランキング」では、ダウンロード市場全盛期に大人気となっていた楽曲(DL売上歴代1位GReeeeN「キセキ」等)が軒並みTOP140にランクインしておらず、歴代ランキングを名乗るに相応しくないと言うに十分過ぎる結果となっていた。このように、特定の時代の動向が丸々抜け落ちることのないように各時代の主要指標を網羅的に集計することは歴代ランキングを作成するうえで必須となる。
    なお、RIAJの認定ボーダーラインは10万、25万、50万、75万、100万、以降は100万を上積みする都度となる。そのため、極端な例を出せば、累計が199万ダウンロードとなっている楽曲も、認定値は100万に留まる。つまりRIAJダウンロード売上認定データは、最大99万分の売上が認識されないリスクがあり、1枚単位で集計しているオリコンのCD売上データと比べて粒度が粗いことには注意しなければならない。この粒度を少しでも細かくして実態に近づけるためには、配信から認定までに要したスピードにも着目する必要がある。例えば配信から数ヶ月という速さで100万ダウンロードを突破するような楽曲は、最終累計が100万台後半以上に積み上げられる可能性が非常に高い。よって、一定の速さで認定を得た楽曲は、その分売上を多めに見積もることも時には必要となってくるのである。当ブログの『歴代ヒット曲ランキング』ではこの考え方を基に一部楽曲においてダウンロードポイントを上乗せしている。具体的には、配信開始から所要1529日以内に認定数が10万ダウンロードに達した楽曲は20万ダウンロード相当のポイント、配信開始から所要3509日以内に認定数が25万ダウンロードに達した楽曲は35万ダウンロード相当のポイント、配信開始から所要1602日以内に認定数が50万ダウンロードに達した楽曲は60万ダウンロード相当のポイント、配信開始から所要611日以内に認定数が75万ダウンロードに達した楽曲は85万ダウンロード相当のポイント、配信開始または直近認定から所要1538日以内に認定数を100万ダウンロード積み上げた楽曲はそれが125万ダウンロード相当のポイント、配信開始または直近認定から所要269日以内に認定数を100万ダウンロード積み上げた楽曲はそれが150万ダウンロード相当のポイントとなるよう調整している。(調整後のポイントが実際の認定値相当を下回ることはない。どの調整を適用するかは直近の累計認定値に基づいて一意に定められる。)これらの根拠にはRIAJダウンロード認定制度の変遷が関係している。RIAJダウンロード認定におけるフル配信ダウンロード売上のカテゴリは2013年まで「着うたフル」と「PC配信」で分かれており、それぞれのカテゴリで上記認定ボーダーラインが設定されていた。この旧制度の下では、例えばAKB48「ヘビーローテーション」は「着うたフル」の売上100万と、「PC配信」の売上50万で合計150万のダウンロード売上認定を受けている。このように2013年以前は複数カテゴリが設けられていることによって認定ボーダーラインよりも細かい粒度で累計フル配信ダウンロード売上を把握することができていたのである。しかし2014年からはRIAJダウンロード認定制度が変更され、フル配信ダウンロード売上のカテゴリが「シングルトラック」に一本化されたため、制度変更前後で把握可能な累計売上の粒度に不公平が生じている。「ヘビーローテーション」は所要269日で認定ダウンロード売上が100万を超えていたため、269日よりも速く100万ダウンロード認定を受けている楽曲は、累計150万以上となっている可能性が非常に高いと言える(例えば松たか子「レット・イット・ゴー~ありのままで~」は所要103日で100万ダウンロード認定を受けている)が、「ヘビーローテーション」よりも速いスピードで100万を超えているのにポイント化される売上を100万のままとすると、実態に沿わない形で「ヘビーローテーション」とは50万もの差がついてしまう。この差を最低限埋めるため、269日よりも速くに100万ダウンロード認定を受けている楽曲は150万ダウンロード相当の売上となるようポイントを加算している。他のポイント上乗せ設定も同様の考え方により実施している。

 

  • MV再生回数YouTubeに公開されている公式MVの視聴回数を参照している。複数の公式MVがアップロードされている曲は、最も視聴回数が多いMVのみを紐づけており、複数MVの視聴回数の合算はしていない。国外アーティストの楽曲に関しては、YouTubeチャートで記録された日本国内累計再生回数をベースとした推定値を使用する。詳細は当ブログ記事『YouTube各種再生回数・チャート解説』参照。

 

  • ストリーミング再生回数Billboard JAPANRIAJが公表している認定数を参照している。

 

結果の妥当性の確認

 

TOP100ランクイン曲を発売年別に整理した表は以下のとおり。

 

 

デジタル市場が普及したのは2000年代中盤からであるが、この表から、ランクインした楽曲がそれ以降の各年の大ヒット曲を万遍なく抽出できていることを確認できる。歴代ランキングとしての結果の妥当性が確認できたところで、以下よりTOP5にランクインした楽曲をピックアップして解説する。

 

上位楽曲解説

 

1位 GReeeeN 「キセキ」

 

1位はGReeeeN「キセキ」。各指標の累計はフル配信400万ダウンロード、着うた300万ダウンロード、ストリーミング3.0億再生、MV1.0億再生を記録している。これらをポイント化し合計すればセールス536万相当となる。その指標別構成内訳を割合表示した円グラフは以下のとおり。

 

 

「キセキ」の人気を可視化する主要構成要素はダウンロード売上。フル配信ダウンロード売上歴代最多記録である。Billboard JAPAN Hot 100では2週連続1位2008年年間1位を獲得。この年間チャートでは本曲の歴史的人気の可視化に成功しており、以下記事内で詳述している。

 

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本曲は真っ直ぐに相手を想う気持ちに溢れたラブソングとして圧倒的な支持を受け、最高視聴率19%を記録した人気ドラマ『ROOKIES』の主題歌だったことも後押しする形で歴史上最大級のヒットを記録した。

 

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2位 米津玄師 「Lemon」

 

2位は米津玄師「Lemon」。各指標の累計はフル配信300万ダウンロード、ストリーミング5.0億再生、MV9.8億再生を記録している。これらをポイント化し合計すればセールス510万相当となる。その指標別構成内訳を割合表示した円グラフは以下のとおり。

 

 

「Lemon」の人気を可視化する主要構成要素はダウンロード売上とMV再生回数である。フル配信300万ダウンロードは歴代で「キセキ」「そばにいるね」「Lemon」の3曲しか達成していない。そしてMV再生回数歴代最多記録である。Billboard JAPAN Hot 100では通算7週1位2018年、2019年年間1位を獲得。2年連続年間1位を記録した。

 

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本曲は最高視聴率13%を記録した人気ドラマ『アンナチュラル』主題歌に起用された。他界した祖父への想いをベースに「死」をテーマに作られた本曲はドラマの内容ともリンクし、とてつもない支持を獲得した。

 

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3位 青山テルマ feat.SoulJa 「そばにいるね」

 

3位は青山テルマ feat.SoulJa「そばにいるね」。各指標の累計はフル配信300万ダウンロード、着うた300万ダウンロード、ストリーミング1.0億再生、MV6,000万再生を記録している。これらをポイント化し合計すればセールス380万相当となる。その指標別構成内訳を割合表示した円グラフは以下のとおり。

 

 

「そばにいるね」の人気を可視化する主要構成要素はフル配信ダウンロード売上である。レコチョクiTunesでは2008年の年間1位を獲得している。Billboard JAPAN Hot 100でも週間1位2008年の年間2位を獲得した。

 

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本曲は前年にリリースされフル配信110万ダウンロードを突破する大ヒットを記録したSoulJa「ここにいるよ feat.青山テルマ」のアンサーソングとして制作され2008年に発売された。女性目線で遠距離恋愛を綴った歌詞はNTTドコモの2008年春季キャンペーンCMソングに起用されたこともあり大きな共感を集めた。

 


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4位 GReeeeN 「愛唄」

 

4位はGReeeeN「愛唄」。各指標のセールス及び再生回数はフル配信250万ダウンロード、着うた300万ダウンロード、ストリーミング2.2億再生、MV8,000万再生を記録している。これらをポイント化し合計すればセールス348万相当となる。その指標別構成内訳を割合表示した円グラフは以下のとおり。

 

 

「愛唄」の人気を可視化する主要構成要素はフル配信ダウンロード売上である。レコチョクでは2007年の年間1位を獲得している。自身初のラブソングとして支持された本曲は、メディア出演が一切ないにもかかわらずモバイル等を通じて人気が広がり、GReeeeNの知名度を全国区へ導いた。

 


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5位 Official髭男dism 「Pretender」

 

5位はOfficial髭男dism「Pretender」。各指標の累計はフル配信100万ダウンロード、ストリーミング11.0億再生、MV6.4億再生を記録している。これらをポイント化し合計すればセールス343万相当となる。その指標別構成内訳を割合表示した円グラフは以下のとおり。

 

 

「Pretender」の人気を可視化する主要構成要素はフル配信ダウンロード売上とストリーミング再生回数である。Apple Musicでは2020年の年間1位を獲得している。Billboard JAPAN Hot 100では通算7週1位を獲得し、年間でも2019年3位、2020年2位を記録。2年連続年間TOP3入りを果たした。 

 

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2019年にリリースされた本曲は切ないラブソングになっており、印象的な韻を踏むメロディーや共感性の高い歌詞が支持されたことや、主題歌となった映画『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』が興行収入20億円を記録する人気となったことをきっかけに、Official髭男dismの飛躍を力強く牽引した。

 


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6位 King Gnu 「白日」

 

6位はKing Gnu「白日」。各指標の累計はフル配信100万ダウンロード、ストリーミング8.0億再生、MV5.5億再生を記録している。これらをポイント化し合計すればセールス294万相当となる。その指標別構成内訳を割合表示した円グラフは以下のとおり。

 

 

「白日」の人気を可視化する主要構成要素はフル配信ダウンロード売上とストリーミング再生回数である。Billboard JAPAN Hot 100では2019年の年間4位、2020年の年間5位を記録した。

 

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本曲はドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』主題歌として2019年にリリースされた。かねてより音楽ファンの間では注目を集めていたバンドだったが、ドラマ主題歌への起用やメディア出演を機に認知が普及し、洗練されたサウンドやボーカル井口理のファルセットに耳を奪われた人が続出した。

 


King Gnu - 白日

 

7位 AI 「Story」

 

7位はAI「Story」。各指標の累計はフル配信200万ダウンロード、着うた300万ダウンロード、ストリーミング2.0億再生、MV7,000万再生を記録している。これらをポイント化し合計すればセールス294万相当となる。その指標別構成内訳を割合表示した円グラフは以下のとおり。

 

 

「Story」の人気を可視化する主要構成要素はフル配信ダウンロード売上である。本曲は大切な人と過ごす時間の大切さを歌う普遍的なバラードナンバーとなっており、圧倒的な歌唱力と相まってTVやラジオ等を通じて口コミで人気が広がり、非常に息の長いセールスとなった。当初はノンタイアップだったが、2010年代に入り英語版が映画『ベイマックス』の日本版主題歌になるなど、その楽曲人気ぶりから長きに渡り定期的に脚光を浴びている。

 

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8位 コブクロ 「蕾(つぼみ)」

 

8位はコブクロ「蕾(つぼみ)」。各指標の累計はフル配信200万ダウンロード、着うた300万ダウンロード、ストリーミング1.2億再生、MV1.1億再生を記録している。これらをポイント化し合計すればセールス289万相当となる。その指標別構成内訳を割合表示した円グラフは以下のとおり。

 

 

「蕾(つぼみ)」の人気を可視化する主要構成要素はフル配信ダウンロード売上である。本曲は2007年の日本レコード大賞を受賞したが、ノミネート作品中、2007年末時点のダウンロード売上はトップの成績であり、文句のつけようがない大賞受賞であった。

 

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2007年にリリースされた本曲は、メンバーの小渕健太郎が亡き母親へ贈った感動のバラードであったことや、最高視聴率18%を記録したドラマ『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』主題歌に起用されたことなどから特大ヒットとなった。

 


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9位 星野源 「恋」

 

9位は星野源「恋」。各指標の累計はフル配信200万ダウンロード、ストリーミング2.0億再生、MV2.8億再生を記録している。これらをポイント化し合計すればセールス285万相当となる。その指標別構成内訳を割合表示した円グラフは以下のとおり。

 

 

「恋」の人気を可視化する主要構成要素はフル配信ダウンロード売上であり、歴代で9曲しか達成していないダブルミリオンを記録している。Billboard JAPAN Hot 100では通算11週1位2017年年間1位を獲得している。

 

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2016年にリリースされた本曲は、最高視聴率20%を記録した大人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌に起用された。前向きになれる明るい曲調や「恋ダンス」と呼ばれたキャッチーな振り付け、対象を限定しない普遍性の高い歌詞が支持され、一大ムーブメントを巻き起こした。

 

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10位 YOASOBI 「夜に駆ける」

 

10位はYOASOBI「夜に駆ける」。各指標の累計はフル配信75万ダウンロード、ストリーミング13.0億再生、MV2.8億再生を記録している。これらをポイント化し合計すればセールス273万相当となる。その指標別構成内訳を割合表示した円グラフは以下のとおり。

 

 

「夜に駆ける」の人気を可視化する主要構成要素であるストリーミング再生回数においては歴代最多記録を樹立している。Billboard JAPAN Hot 100では通算6週1位2020年年間1位を獲得している。

 

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本曲はYOASOBIのデビュー曲として2019年にリリースされた。ネット小説『タナトスの誘惑』を音楽で表現した楽曲となっており、アニメ仕立てのMVや小説を踏まえた歌詞が視聴者の想像を掻き立てる形で人気を拡大した。中毒性のある速いテンポのリズムも支持された。

 

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まとめ

 

以上が歴代デジタルヒット曲ランキングを作成してみた結果とTOP10ランクイン曲の簡単な解説となる。

 

なお、ここで作成した歴代ランキングは、売上や再生回数などの客観的指標に基づいたものであるが、それらを纏めてランキング化するうえでは、どうしても作成者である私の考えが介入せざるを得ない。私にRIAJや各種音楽番組・ヒットチャート作成機関が持っているような権威はない。よってここで示したランキングが絶対に正しいと主張するつもりは毛頭ない。

 

全ての時代にヒット曲と人気アーティストは多様に存在する。それが分かる歴代ランキング作成方法になっているのであれば、その細かい順位結果はどうなっていても構わない。ヒットチャートは分かりやすくそれらに光を当てることができる重要な存在である。今後もたくさんの素晴らしい楽曲とアーティストに光が当たっていくことを願うばかりである。

 

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🎧YouTube Musicプレイリスト

 

なお、楽曲人気だけでなくアーティスト人気に関しても同様の計算式で導くことが可能であり、以下記事『歴代アーティスト・トータル・デジタルランキング』でまとめている。

 

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(参考)51位以下

 

ここではセールス100万以上に相当するポイントを記録している191曲のうち51位以下にランクインした楽曲を並べている。

 

51    「インフェルノ」 Mrs. GREEN APPLE
52    「レット・イット・ゴー~ありのままで~(日本語歌)」 松 たか子
53    「マタアイマショウ」 SEAMO
54    「ケセラセラ」 Mrs. GREEN APPLE
55    「R.Y.U.S.E.I.」 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
56    「まちがいさがし」 菅田 将暉
57    「残響散歌」 Aimer
58    「トリセツ」 西野 カナ
59    「恋するフォーチュンクッキー」 AKB48
60    「宿命」 Official髭男dism
61    「花束」 back number
62    「イチブトゼンブ」 B'z
62    「Best Friend」 西野 カナ
62    「LIFE」 キマグレン
65    「点描の唄」 Mrs. GREEN APPLE
66    「感電」 米津玄師
67    「if」 西野 カナ
68    「ハッピーエンド」 back number
69    「チェリー」 スピッツ
70    「ダンスホール」 Mrs. GREEN APPLE
71    「ひまわりの約束」 秦 基博
72    「君って」 西野 カナ
73    「この夜を止めてよ」 JUJU
74    「フライングゲット」 AKB48
75    「残酷な天使のテーゼ」 高橋 洋子
76    「もっと強く」 EXILE
77    「Everyday、カチューシャ」 AKB48
78    「Butter」 BTS
79    「流星」 コブクロ
80    「うっせぇわ」 Ado
81    「雪の華」 中島 美嘉
82    「永遠にともに」 コブクロ
82    「きらり」 藤井 風
84    「また君に恋してる」 坂本 冬美
85    「ありがとう」 いきものがかり
86    「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」 DJ OZMA
87    「ピースサイン」 米津玄師
88    「私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない~We Are Never Ever Getting Back Together」 テイラー・スウィフト
89    「プラネタリウム」 大塚 愛
90    「Gee」 少女時代
90    「Rising Sun」 EXILE
92    「CHE.R.RY」 YUI
92    「ミスター」 KARA
92    「マル・マル・モリ・モリ!」 薫と友樹、たまにムック。
95    「KICK BACK」 米津玄師
96    「LOSER」 米津玄師
97    「Soranji」 Mrs. GREEN APPLE
98    「やさしくなりたい」 斉藤 和義
99    「Love Forever」 加藤 ミリヤ×清水 翔太
100    「ポニーテールとシュシュ」 AKB48
101    「ジャンピン」 KARA
102    「逢いたくていま」 MISIA
102    「やさしさで溢れるように」 JUJU
104    「裸の心」 あいみょん
105    「ベテルギウス」 優里
106    「花」 ORANGE RANGE
106    「愛のうた」 倖田 來未
106    「道」 EXILE
109    「虹」 Aqua Timez
110    「ヒロイン」 back number
111    「HAPPY BIRTHDAY」 back number
112    「Dear…」 西野 カナ
113    「気分上々↑↑」 mihimaru GT
114    「Beginner」 AKB48
115    「ミックスナッツ」 Official髭男dism
116    「僕のこと」 Mrs. GREEN APPLE
117    「Beautiful World」 宇多田 ヒカル
118    「もっと…」 西野 カナ
119    「W / X / Y」 Tani Yuuki
120    「YELL」 いきものがかり
121    「さよならエレジー」 菅田 将暉
122    「千の夜をこえて」 Aqua Timez
123    「アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)」 MISIA
124    「ORION」 中島 美嘉
125    「トイレの神様」 植村 花菜
125    「ボーン・ディス・ウェイ」 レディー・ガガ
127    「新時代」 Ado
127    「IRIS OUT」 米津玄師
129    「イケナイ太陽」 ORANGE RANGE
130    「イエスタデイ」 Official髭男dism
131    「U.S.A.」 DA PUMP
132    「アイネクライネ」 米津玄師
133    「ワタリドリ」 [Alexandros]
134    「新宝島」 サカナクション
135    「Make you happy」 NiziU
136    「Habit」 SEKAI NO OWARI
137    「羞恥心」 羞恥心
137    「歩み」 GReeeeN
137    「素直になれたら feat.Spontania」 JUJU
137    「銀河鉄道999 feat.VERBAL (m-flo)」 EXILE
141    「猫」 DISH//
141    「ノーダウト」 Official髭男dism
141    「RPG」 SEKAI NO OWARI
144    「Call Me Maybe」 カーリー・レイ・ジェプセン
145    「粉雪」 レミオロメン
146    「ヒカリヘ」 miwa
147    「唱」 Ado
148    「創聖のアクエリオン」 AKINO
149    「恋のマイアヒ」 オゾン
150    「ロビンソン」 スピッツ
150    「空も飛べるはず」 スピッツ
152    「大阪LOVER」 DREAMS COME TRUE
152    「廻廻奇譚」 Eve
154    「虹」 菅田 将暉
155    「Mela!」 緑黄色社会
156    「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」 アンジェラ・アキ
157    「ビリーヴ」 シェネル
157    「家族になろうよ」 福山 雅治
159    「パプリカ」 Foorin
160    「君はロックを聴かない」 あいみょん
161    「灰色と青 ( + 菅田将暉 )」 米津玄師
162    「幾億光年」 Omoinotake
163    「I Wish For You」 EXILE
163    「MR.TAXI」 少女時代
165    「ブルーバード」 いきものがかり
166    「Permission to Dance」 BTS
167    「祝福」 YOASOBI
168    「糸」 中島 みゆき
169    「逆夢」 King Gnu
170    「Stand by me, Stand by you.」 平井 大
171    「踊」 Ado
172    「シンデレラボーイ」 Saucy Dog
173    「First Love」 宇多田 ヒカル
174    「全力少年」 スキマスイッチ
174    「一途」 King Gnu
176    「HOME」 清水 翔太
177    「ハピネス」 AI
178    「ハルノヒ」 あいみょん
179    「ただ・・・逢いたくて」 EXILE
179    「GLAMOROUS SKY」 中島 美嘉
179    「Precious」 伊藤 由奈
179    「何度でも」 DREAMS COME TRUE
179    「香水」 瑛人
184    「Aitai」 加藤 ミリヤ
185    「Flamingo」 米津玄師
186    「決意の朝に」 Aqua Timez
186    「SUN」 星野 源
188    「サイレントマジョリティー」 欅坂46
189    「Dreamland」 BENNIE K
189    「なんでもないや」 RADWIMPS
189    「シェイク・イット・オフ」 テイラー・スウィフト