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ダウンロード売上、ストリーミング再生回数、Billboard JAPAN Hot 100などのデータを通じて国内の楽曲人気動向を把握するブログ

第76回(2025年)NHK紅白歌合戦出場者予想【Billboard JAPAN上位アーティスト】

この記事ではBillboard JAPAN上位アーティストの第76回(2025年)NHK紅白歌合戦出場動向を予想する。

 

本記事公開時点におけるArtist 100Hot 1002025年度年間暫定順位予想TOP50は以下のとおり。ここではこのチャートにランクインしているアーティストをピックアップする。

 

 

 

 

 

本記事の前提

 

紅白歌合戦の出場アーティスト選考基準として近年公式に謳われている判断材料は、「今年の活躍」「世論の支持」「番組の演出・企画に沿う」の3点である。この根拠となるデータとしては、「CD・DVD・Blu-rayの売り上げ」「ダウンロード・ストリーミング・MV再生回数」「有線・カラオケのリクエスト等」「ライブやコンサートの実績」「世論調査の結果」等が挙げられている。

 

そしてBillboard JAPANは上記選考基準にもあるCD売上、ダウンロード売上、ストリーミング再生回数、MV再生回数、ラジオOA数、カラオケのリクエスト回数の6指標を集計対象として「今年の活躍」「世論の支持」を国内で最も分かりやすく可視化する総合ヒットチャートを作成している。よってこのチャートの上位にランクインしているアーティストは紅白歌合戦出場の可能性が十分にあり得る位置にいるのである。

 

ただしこれは選考基準の一部でしかない。このチャートにランクインしていなくとも番組の盛り上がりに欠かせない出場常連アーティストは多い。よって本記事は紅白歌合戦の全貌を網羅してはいない。当記事ではピックアップ対象をBillboard JAPAN上位アーティストに絞っている。

 

また、ここで活用しているBillboard JAPAN Artist 100およびHot 100の年間暫定順位TOP50は当ブログ管理人が独自に予想したものであり、実際の年間暫定順位と一致しているとは限らないが、Billboard JAPANが本年6月に公式発表した2025年上半期結果(以下記事参照)をベースに作成した予想であるため、大きな誤差は生じていないと考える。

 

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【白組】出場が期待される主なアーティスト

 

バンド・ユニット

 

Mrs. GREEN APPLEArtist 100年間1位ライラックでのHot 100年間1位の獲得が確実な状況となっており、出場も確実である。その勢いはもはや国民的アーティストになっていると言うに十分であり、トリを務める可能性すらも考えられる。

 

Mrs. GREEN APPLEの他に連続出場が期待されるアーティストとしてはCreepy Nutsが挙げられる。

 

再出場が期待されるアーティストとしてはサカナクションRADWIMPSが挙げられる。

 

back number、King Gnuは当年も実績十分であり再出場が期待されるものの、過去傾向から言えば両者ともに出場辞退の可能性が高いとみる。

 

Mrs. GREEN APPLE

 

Mrs. GREEN APPLEはボーカル大森元貴を中心とするバンドである。

 

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Hot 100では、前年の紅白歌合戦で歌唱済となっているライラックを除けば、「ダーリン」上半期5位を獲得しており、暫定順位では最上位に位置している。累計ではストリーミング2億再生*1、MV5,000万再生突破を果たしている。本曲はNHK『18祭』テーマソングでもあるため歌唱する可能性はかなり高い


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Creepy Nuts

 

Creepy NutsR-指定DJ松永によるユニット。「Bling-Bang-Bang-Born」の特大ヒットが記憶に新しいが、以降も2024年10月にリリースした「オトノケ」Hot 100上半期6位を獲得しているほか、2025年1月にリリースした「doppelgänger」ストリーミング5,000万再生を突破するなど、ヒットを連発している。


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サカナクション

 

サカナクションはボーカル山口一郎を中心とするバンド。アニメ『チ。-地球の運動について-』主題歌として2月にリリースした「怪獣」ストリーミング1億再生を突破している。なおSpotifyでは配信初日再生回数歴代最多記録を更新するほどの初動人気となっており、それほどに待望されていた新曲リリースであった。


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ダンス&ボーカルグループ

 

連続出場が期待されるアーティストとしては、Number_i、BE:FIRST、Da-iCE、JO1が挙げられる。

 

なおSTARTO ENTERTAINMENT所属アーティストに関しては、旧ジャニーズ問題に対する当ブログの対応に従い、解説を割愛する。

 

ソロシンガー・ボーカルグループ

 

初出場が期待されるアーティストとしては清水翔太が挙げられる。

 

連続出場が期待されるアーティストとしては、Vaundy、藤井風が挙げられる。

 

前年にNHK連続テレビ小説『虎に翼』主題歌「さよーならまたいつか!」を歌唱し大きな話題となった米津玄師は、当年も「Plazma」「BOW AND ARROW」を立て続けに大ヒットさせたが、前年が企画枠での出場であったことや、元々滅多にTV出演しないアーティストであることを踏まえれば、出場辞退の可能性が高いとみる。

 

清水翔太

 

清水翔太は2024年10月にリリースした「PUZZLE」ストリーミング5,000万再生を突破している。元々清水翔太は2008年デビュー時の「HOME」をはじめとして以降16年以上に渡りコンスタントにヒット曲を輩出しているアーティストであるが、これまで紅白歌合戦出場経験はない。満を持しての初出場が期待される。

 

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【紅組】出場が期待される主なアーティスト

 

バンド・ユニット

 

連続出場が期待されるアーティストとしては緑黄色社会が挙げられる。

 

YOASOBI「UNDEAD」ストリーミング1億再生を突破するなど引き続き実績十分であるが、前年にNHKパリ五輪テーマ曲「舞台に立って」をリリースしながらまさかの出場辞退となった経緯を踏まえれば、出場の可能性は低いと言わざるを得ない。ただし、後述するとおり、ボーカルの幾田りらがソロで出場する可能性はある。

 

ダンス&ボーカルグループ

 

国内女性ダンス&ボーカルグループは、当年特筆すべき活況に沸いている。

 

元々ストリーミング時代に突入して以降、このジャンルは久しく楽曲人気の盛り上がりから遠ざかっており、K-POPアーティストに代表される国外勢に楽曲人気の国内シェアを大きく譲り渡していた。前年まで、ストリーミング1億再生突破曲を持つ国内女性ダンス&ボーカルグループNiziU新しい学校のリーダーズ2組しかいないという状況であった。

 

 

そのような中で当年面目躍如となっているのが、FRUITS ZIPPERCUTIE STREETを擁するアイドルプロジェクトKAWAII LAB.』である。このプロジェクトは、メンバー全員が主役という発想で、各自の個性的な可愛さを前面に押し出しながら、印象的かつ自己肯定感を高める歌詞のアイドルソングを多数輩出し、現在一大ムーブメントを築き上げている。

 

さらに、ちゃんみなプロデュースのもと、ガールズグループオーディション番組『No No Girls』から誕生し当年デビューしたHANAも立て続けにヒット曲を輩出している。このオーディションは、体型・声・年齢等の応募条件を設けないことで、これまで拾われなかった参加者の個性や才能を活かし、世界で活躍できるガールズグループへと導くことをコンセプトとしており、多くの視聴者を引き込むストーリー性を有していた。

 

両者のコンセプトはK-POPアーティストや既存の国内ダンス&ボーカルグループと差別化されていたため、それぞれがこのジャンルに新鮮な潮流をもたらしている。

 

2025年上半期Artist 100でも、国内女性ダンス&ボーカルグループに絞った順位においてはFRUITS ZIPPER、CUTIE STREET、HANAによりTOP3が形成されている。よってこの3組の初出場はもはや確実である。逆にこの3組が出場できないということになれば、女性ダンス&ボーカルグループというジャンルでは楽曲人気が異常に軽視されていると換言できてしまう。

 

その他、初出場が期待されるアーティストとしてはaespaが挙げられる。

 

連続出場が期待されるアーティストとしてはLE SSERAFIM、ILLITが挙げられる。

 

HANA

 

HANAは4月にリリースしたデビュー曲「ROSE」ストリーミング1億再生を突破している。なお初登場から所要14週での1億突破は、NiziU「Make you happy」の15週を上回り、国内ダンス&ボーカルグループ史上最速記録である。


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CUTIE STREET

 

CUTIE STREETは2024年9月にリリースした「かわいいだけじゃだめですか?」ストリーミング1億再生、MV6,000万再生を突破している。Hot 100では上半期6位を獲得しており、これは全てのダンス&ボーカルグループの中で最高位となる。


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FRUITS ZIPPER

 

FRUITS ZIPPERは2022年4月にリリースした「わたしの一番かわいいところ」が『KAWAII LAB.』の先駆け的存在として根強くロングヒットを続け、一大ムーブメント化した当年に楽曲人気のピークを更新した。累計はストリーミング1億再生MV6,000万再生を突破している。


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ソロシンガー

 

初出場が期待されるアーティストとしてはちゃんみなが挙げられる。また、YOASOBIのボーカル幾田りらのソロ出演にも期待できる。*2

 

ロゼ & ブルーノ・マーズ「APT.」Hot 100上半期2位となるほどの大ヒットとなったが、国外アーティストであることや、楽曲人気のピークの観点では前年出場でもおかしくなかったことを踏まえれば、可能性は低いと言わざるを得ない。

 

連続出場が期待されるアーティストとしてはあいみょんが挙げられる。

 

ちゃんみな

 

ちゃんみなは当年『No No Girls』が話題となったことによりプロデューサーとしての知名度を向上させたが、その影響力は自身の楽曲群の人気にも波及した。中でも当年ストリーミング解禁された「SAD SONG」は、5月に『No No Girls』のファイナリスト10名とのパフォーマンスがTHE FIRST TAKEで公開されたことで大きな話題となり、累計は早くもストリーミング5,000万再生を突破している。


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幾田りら

 

幾田りらYOASOBIの活動と並行してソロ活動も行っているが、当年は1月にリリースしたアニメ薬屋のひとりごと主題歌「百花繚乱」ストリーミング5,000万再生を突破している。


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今後の予定

 

当ブログでは出場アーティストが発表され次第、その結果や歌唱曲予想を別記事で発信する予定である。歌唱曲発表後は例年通り、その中で当年注目される主な歌唱曲をピックアップするとともに、紅白の勝敗を予想する。

 

(昨年の同記事は以下↓)

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なお、出場アーティストが発表される11月中旬頃までに、本記事の予想に影響する大きな変化が生じた場合は、随時本記事に追記することがあり得る。

 

 

*1:累計ストリーミング再生回数はBillboard JAPANまたは日本レコード協会による認定値。1億再生未満切り捨て表示。以下同様。

*2:2022年にAimer、miletとのコラボ曲「おもかげ」を歌唱した実績はある。