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配信ダウンロード売上、MV再生数、Billboard JAPANランキングなどを通じて国内の人気楽曲を把握するブログ

ジャニーズ事務所所属アーティストのヒット曲(2011年以降)

ジャニーズ事務所は1962年に創業した芸能プロダクションである。1970年代頃には既に芸能界での存在感を確立し、以降50年以上に渡って数多くの人気男性アイドルグループを輩出し続けている。

 

日本の芸能史を語る上で外せない存在となっているジャニーズ事務所だが、近年その所属アーティストの楽曲人気の把握は一筋縄ではいかなくなっている。50年の間に音楽視聴環境が激変し、特に2000年代以降の環境変化に対して事務所が極めてアクセス性の悪い楽曲販売方法を採っているためである。

 

2005年まではレコードやCDの購入が音楽の聴き方の主流だったため、この時期の曲の人気はそれらの売上集計に長けたオリコンのシングルセールスデータで把握できた。

 

2006年から2010年までは新たにダウンロード購入という音楽の聴き方が普及したため、楽曲人気把握のためにはCD売上とダウンロード売上の両指標を見なければならなくなった。しかしジャニーズ事務所所属アーティストの場合は基本的にフル配信ダウンロード未解禁としていたため、それを踏まえた上で引き続きCD売上を中心にチェックする必要があった。

 

2011年以降になると、音楽を聴く手段としてのCD市場がますます縮小した一方、相対的に各種CD大量販売商法がCD売上チャート結果決定の主要因となったため、CDシングル売上データを楽曲人気指標として使用することが一切不可能になった。その中でもジャニーズ事務所所属アーティストは楽曲のCD限定発売を続けているため、その楽曲人気把握は2011年以降困難を極めるようになった

 

しかし2020年代に入ると流石にそれまでの完全配信未解禁の姿勢からはやや態度が軟化してきており、YouTubeではショートバージョンという形ながらもMVを公開する動きも採られるようになってきている。これにより楽曲人気データとして活用可能なMV再生回数が徐々に可視化されるようになり、2011年以降のジャニーズ事務所所属アーティストの人気楽曲も定量的に把握可能になりつつある。

 

この背景を踏まえ、当記事では特に2011年以降にデビューしたジャニーズ事務所所属アーティストのMV再生回数に焦点を当てながら、各アーティストのヒット史を振り返る。

 

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楽曲人気指標として使用可能なデータ

 

楽曲人気指標として使用可能なデータに関しては冒頭でも簡潔に説明したが、詳細は以下別記事で説明しており、この内容を前提として話を進める。

 

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2010年まで

 

CDシングル売上データが楽曲人気指標として使用可能だった2010年以前にデビューしたジャニーズ事務所所属アーティストのうち、2021年までに楽曲の全面的な配信解禁を実現させたことで網羅的楽曲人気把握が可能となったの楽曲人気動向に関しては、以下個別記事で詳しく解説している。

 

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嵐以外の該当アーティストは基本的に2010年までのCDシングル売上データで代表的人気楽曲を把握できる。2011年以降に明らかにそれを更新するような圧倒的人気楽曲を輩出した該当アーティストはMV再生回数等を確認する限りでは存在しない。CD売上データはインターネット上にもゴロゴロ転がっており十分に有名であるため、ここでは該当アーティストへの言及は割愛する。

 

ただしCD売上の楽曲人気指標としての機能が衰退していった2000年代後半に活躍していたジャニーズ事務所所属アーティストとその時期の人気楽曲については以下記事内で一部簡潔に触れている。

 

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2011-2019年 ーCDアルバム売上とMV再生回数ー

 

CDシングル売上データが楽曲人気指標として一切使用不可能になった2011年以降にデビューしたジャニーズ事務所所属アーティストに関しては、分かりやすくサービス内累計再生回数を公開しているYouTubeのMV再生回数を用いて楽曲人気を把握することを試みる。

 

ただしジャニーズ事務所YouTubeを宣伝に活用し始めたのは2010年代終盤である。そのため2019年までにデビューしていた該当アーティストは未だYouTubeにMVが公開されていない楽曲も多い。しかもYouTubeで解禁されているジャニーズ事務所所属アーティストのMVは基本的にショートバージョンであり、その解禁タイミングも必ずしもタイムリーではないことから、その再生回数は実際の人気規模よりも小さいものにはなりがちである。

 

そこでMV再生回数とCDアルバム売上データを組み合わせて考える。CDアルバム売上もCDシングル売上同様、作品人気指標としての機能性は衰退してきているが、シングルのように特定アーティストによるランキング上位独占が生じていないため、その機能はまだ完全に死んではいない。よって、各CDアルバムの収録曲中最大MV再生数を記録した楽曲を「アルバムセールスを牽引した人気曲」と見做し、各アルバムのCD売上枚数に紐づけて楽曲人気規模を推し量る。

 

未だショートMVすら公開されていない楽曲に関しては楽曲人気把握不可能という結論にはなってしまうが、必要であれば定性的な想像を行い、人気楽曲となっている可能性に言及する。

 

以下よりCDアルバム売上10万枚以上RIAJのゴールドディスク認定制度に準拠したアルバム売上におけるヒットのボーダーライン)を記録したことがあるグループをデビュー年月日が早い順に取り上げていく。

 

Kis-My-Ft2

 

2011年8月にデビューしたKis-My-Ft2の楽曲人気データは以下のとおりである。

 

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ご覧のとおり2017年6月までに発売されたシングル表題曲は未だにMVが公開されておらず、完全配信未解禁。デビューから7年の間に発売されたシングル19曲の楽曲人気が残念ながら把握不可能となっている。

 

そんな中CDアルバムで全キャリア中自己最高売上を記録した作品は2012年3月に発売されたデビューアルバムKis-My-1st。よって自身最大の人気曲は本作に収録されているはずである。このうちデビュー曲「Everybody Go」は2019年にキスマイが紅白歌合戦に初出場した際、その年発売した新曲を差し置いて歌唱曲に選ばれている。このことやデビュー時のインパクトを考えれば「Everybody Go」自身最大人気曲となっている可能性が極めて高いが、残念ながらそれを証明する定量的データは存在しない。

 

2018年になるとキスマイも漸くMVをYouTubeに公開するようになった。当初はショートMVの中でも極めて短い1分程度の尺でしか公開されなかったが、徐々に2~3分程の尺となるくらいには公開範囲が広がっている。それに比例するように近年の楽曲はMV再生回数が伸びている。

 

その中で自己最高MV再生回数を記録している曲が2021年2月にMV公開されたLuv Bias」。自身唯一にしてダントツとなるMV再生数1,000万超えを果たしている。本曲はメンバーの玉森裕太が出演したドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」主題歌。ドラマは最高視聴率13.2%を記録する人気となり、それに沿って楽曲人気も普及した。愛に溢れた情熱的な歌詞をメンバーがしとやかに歌い上げたバラードナンバーであり、デビュー10年の円熟を感じさせる楽曲になっている。


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Sexy Zone

 

2011年11月にデビューしたSexy Zoneの楽曲人気データは以下のとおりである。

 

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Sexy Zoneの場合は、2019年までに発売されたシングル表題曲が長らくMV一切未公開、完全配信未解禁となっていたが、2021年3月になってショートバージョンながらもようやくMVが順次公開され、今では完全配信未解禁となっているシングル表題曲は存在しない。

 

この経緯により、2019年以前までの楽曲と2020年以降の楽曲ではMV再生回数に差が生じている。しかしCDアルバム売上を見ると長らく安定的な売上を維持しており、最大人気曲が2019年までに生み出されていそうな痕跡は見当たらない。注目するとすればそれまでの中で最も多いMV再生回数となっているデビュー曲「Sexy Zone」が今後どこまで再生数を伸ばすかといったところだろう。

 

CDアルバム売上自己最高は2021年3月に発売された「SZ10TH」。10周年記念ベストアルバムだが、例えベストアルバムだとしてもデビュー10年目で自己最高アルバム売上を更新できるというのはなかなかないことである。

 

自己最高MV再生数を記録している曲は2020年7月にMV公開された「RUN」。メンバーの中島健人とKing & Princeの平野紫耀がW主演し、最高視聴率11.2%を記録したドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」のW主題歌の一翼を担った曲である。本曲からSexy Zoneは海外進出も見据えた新レーベルへ移籍しているが、疾走感のあるロックサウンドに乗せて不安や葛藤を抱えながらも進むことを描いた歌詞を絶唱している本曲はSexy Zoneの新境地とも言える楽曲で、その意気込みを大いに感じることができる。


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ジャニーズWEST

 

2014年4月にデビューしたジャニーズWESTの楽曲人気データは以下のとおりである。

 

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ジャニーズWESTの場合は2019年までに発売されたシングル表題曲がMV一切未公開、完全配信未解禁状態である。しかしCDアルバム売上を見ると、むしろショートMVを公開するようになった2020年以降のシングルを収録している「rainboW」で自己最高CDアルバム売上を更新している。

 

本作収録曲中最大MV再生数を記録している曲は「証拠」。本曲は2020年6月にCD発売されたが、その5ヶ月後の2020年11月になってショートMVが公開された。それにも拘わらず、タイムリーにMVが公開されるようになった本曲より後のシングルと比べても遜色ない再生数の伸びを見せている。本曲は力強い歌唱が売りの彼ららしさが存分に活かされたストレートな応援歌であり、既存の親しみやすいイメージも相まって説得力ある形で人気を広げていった。


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その「証拠」も上回り自身最大MV再生回数を記録している曲が2021年3月にMV公開された「サムシング・ニュー」である。本曲はあいみょんが楽曲提供したことでも話題となった、「ウエディングのバージンロード」がテーマになっている人生賛歌。ジャニーズWESTの人柄ともマッチした歌詞や、力強さと優しさを同居させた歌唱が元気を与えてくれる楽曲になっており、タイアップが無いながらも人気が普及した。本作を収録したアルバムの発売も待たれるところである。


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King & Prince

 

2018年5月にデビューしたKing & Princeの楽曲人気データは以下のとおりである。

 

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King & Princeの場合はデビュー当初からタイムリーにMVを公開していたものの、4thシングル「koi-wazurai」までは尺が僅か1分程度しかないショートバージョンだったため再生回数は伸びていなかった。しかし2021年5月に順次、尺を拡大したYouTube Editを公開すると、既存の1分MVを上回るペースで再生数を稼ぐようになっている。

 

5thシングル「Mazy Night」からはタイムリーに公開されるMVの尺が3分程度に拡大。それによって4thシングルまでとは桁違いのペースで再生数を稼ぐようになった。

 

ただ、2021年5月以降に全シングルのYouTube Editを公開するようになったことで、2020年のシングルに関しては奇妙な事態が発生。2番までの尺となっているショートMVと、2番をカットし1番とラスサビのみの構成に再編集したYouTube Editという二つのMVが混在する状況となった。

 

この二つのMVを見ることで、実質的にはフルMVの全貌をほぼ把握できるということにもなるわけだが、それなら結局フルMVを公開すれば良いではないかという話になる。尺的にはほぼ等しい二つのMVのどちらを見れば良いのか、ファンではないライトリスナーは混乱するであろうし、ライトリスナーはいきなり両方のMVを見ることもなかなかしないであろうと考えると、今後はMV再生数が両者に分散し、各MV単体では再生数が伸びを欠く可能性もある。非常に勿体ない事態である。

 

2021年以降のシングルに関してはYouTube EditでのMV公開とすることで統一されている。

 

そのような状況下、今のところ自身最大MV再生数となっている曲は「Mazy Night」ショートバージョンYouTube Editではなくタイムリーに公開された2番までの尺の方)だが、今後の伸び次第では状況が変わってくる可能性もある。

 

ただKing & Princeの特筆すべきデータはMV再生数だけでない。これまでに発売された3枚のオリジナルアルバムのCD売上は全て50万枚前後を記録しているが、これは2010年代にデビューしたジャニーズ事務所所属アーティストの中では群を抜いて多い水準となっている。そのため、この3枚のアルバムそれぞれの収録曲中で最大MV再生数を記録している3曲を以下にピックアップする。

 

デビューアルバム「King & Prince」収録曲中最大MV再生数を記録している曲は「シンデレラガール」。記念すべきデビュー曲であり、メンバーの平野紫耀が出演したドラマ「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」の主題歌としても話題となった曲である。女性への一途な恋心を描いた王子様感のある歌詞や煌びやかなサウンドは、キャッチーなメロディーとも相まってジャニーズの王道とも言えるものに仕上がっており、多くの女性リスナーを虜にした。


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2ndオリジナルアルバム「L&」は前作を上回る自己最高売上を記録した。その収録曲中最大MV再生数を記録している曲は「Mazy Night」。既述のとおり本曲のショートバージョンが現時点で自身最大MV再生数を記録している。本曲はメンバーの平野紫耀Sexy Zone中島健人がW主演し、最高視聴率11.2%を記録したドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」のW主題歌の一翼を担った(もう一翼は前述したSexy Zone「RUN」である)。「シンデレラガール」とはまた異なる、キレのあるクールなダンスが見どころの疾走感溢れる一曲になっている。


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3rdオリジナルアルバム「Re:Sense」収録曲中最大MV再生数を記録している曲は「I promise」。自身初のウィンターソングである本曲では、ダンスバージョンとは別にストーリーバージョンのYouTube Editも公開されており、切なくも一途な片想いを描いた歌詞に感情移入させる仕上がりになっている。2020年末の紅白歌合戦に出場した際は本曲が歌唱曲に選ばれた。


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2020年代以降 ーMV再生回数ランキングー

 

2020年代以降にデビューしたジャニーズ事務所所属アーティストは、まだデビューしてからの歴史が浅いため、アルバム発売作品数が積み上がっていない。他方でこの時期には既にジャニーズ事務所YouTubeを使用した宣伝をするようになっていたので、該当アーティストはデビューの頃からタイムリーにMVをYouTubeに公開しており、依然としてほぼ全てショートバージョンながらも各曲がMV再生回数を稼いでいる。そのため該当アーティストの楽曲人気はMV再生回数ランキングを作成して可視化し、話の流れの中でCDアルバム売上にも言及する。

 

SixTONES

 

2020年1月にデビューしたSixTONESのMV再生回数ランキングは以下のとおり。

 

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自身最大MV再生数となっている曲はデビュー曲「Imitation Rain」。ヒットのボーダーラインとなるMV3,000万再生を突破しており、本曲を収録したデビューアルバム「1ST」57万枚を突破している。YOSHIKIが楽曲提供したことでも話題となったこの曲は、ジャニーズ事務所所属アーティストのデビュー曲としては珍しいピアノロックバラード。その美しい世界観をメンバーがセクシーに歌いこなしており、デビュー曲にしてSixTONESの個性を確立した楽曲になっている。


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なお2ndシングル「NAVIGATOR」も2021/11/4にMV3,000万再生を突破した。

 

Snow Man

 

2020年1月にデビューしたSnow ManのMV再生回数ランキングは以下のとおり。

 

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自身最大MV再生数となっている曲はデビュー曲「D.D.」MV5,000万再生を突破しており、本曲を収録したデビューアルバム「Snow Mania S1」88万枚を突破している。アッパーな楽曲になっている「D.D.」はアクロバティックな激しいダンスが魅力であり、まさにタイトルに掲げた「Dancing Dynamite」(ダイナマイトのように激しく踊る)という高いハードルを体現したパフォーマンスになっている。


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なお「D.D.」のc/w「Crazy F-R-E-S-H Beat」もc/w曲としては際だって多いMV4,000万再生を突破する人気となっている。

 

なにわ男子

 

最後に、2021年11月デビューのなにわ男子のデビュー曲「初心LOVE」も特別に取り上げる。本曲のMVは10月に先行公開され、約2週間で600万再生を突破しており、今後ヒットのボーダーラインであるMV3,000万再生突破が期待できるスタートダッシュを切っている。将来的に発売されるであろう本曲を収録したデビューアルバムのCD売上にも期待がかかる。王道感のある煌びやかなサウンドにタイトルのとおり初心な恋を描いた歌詞を乗せた本曲は同世代を中心に受け入れられており、TikTokなどでも人気となっている。


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まとめ

 

本記事の論理構成には多くのデータ調査量と考察時間を要したが、ここまでしないと実態を把握し難いのが楽曲のCD限定発売を続けているジャニーズ事務所所属アーティストの楽曲人気動向である。2019年12月に投稿した当ブログ記事「配信ダウンロード売上では分からない2006年以降のヒット曲」内で「2011年以降のジャニーズ勢の人気曲をどうやって定量的に把握するかはまた別の機会にトライしたい」と(当時)書いてから約2年、長期に渡る楽曲人気データ整理と考察を経てようやく本記事に辿り着くことができた。

 

2019年12月当時は嵐が突如多くの主要曲をデジタル市場に解放した直後であり、翌年には全ジャニーズ事務所所属アーティストの配信解禁が実現するのではないかという期待も膨らんでいた。しかし残念ながらそこからは亀の如き遅い歩みで事態はほとんど進展していない。それでもYouTubeにショートver.を欠かさずアップするようになったという僅かな進展を手掛かりに朧気ながらも楽曲人気を把握することができた。

 

特筆すべきは、本記事で挙げたヒット曲が全て過去3年以内の楽曲であること、そしてその3年の間にCDアルバム売上が減少しているかというと必ずしも有意な反比例性は見られずむしろ増加傾向も見られていることである。逆の見方をすればこれは長年配信未解禁を貫いたことでCDのファンアイテムとしての価値を最大化させたジャニーズの強み(配信を解禁してもCD売上を維持できる可能性)と言えるかもしれない。そして例えショートver.であろうともMVの公開が着実に新たな支持層を開拓している可能性も感じさせるものであり、言い換えればジャニーズ事務所所属アーティストの楽曲人気普及規模にはまだ伸び代があるということである。

 

伸び代の更なる開拓のための全面配信解禁と、それによる楽曲人気拡大→Billboard JAPAN等でのロングヒットによる楽曲人気可視化→ファン以外の層への認知拡大→ムーブメント化、という流れが出来上がれば、国内人気を足掛かりにした世界進出という話も現実的になってくるかもしれない。

 

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世界進出を見据えた発言や動きを見せるジャニーズ事務所所属アーティストも見られるようになっている中、フルサイズの楽曲のCD限定発売が続けられていることには矛盾を感じざるを得ない。楽曲人気の証拠にならないCDシングル売上データを提示してヒットを煽っても、ファン以外から楽曲流行の共感は得られない。是非ともジャニーズ事務所には納得可能な形でアーティストの才能を世に羽ばたかせる戦略を採ってほしいところである。

 

この記事のMV再生回数データは、もし今後有意な動向が生じればアップデートすることもあり得るが、少なくとも暫くは調査時点のデータとして保存するつもりである。